車両保険はいらない?リベ大の考え方で整備士が選ぶ自動車保険

こんにちは、整備士のまっきーです。お金の勉強をしている人なら一度は見たことがあるであろう「リベ大(リベラルアーツ大学/両学長)」。実は僕、整備士という立場でありながら、両学長の自動車保険に対する考え方には心から共感しています。「車のプロなのに車両保険いらないって言うの!?」と驚かれることもありますが、理由を聞けばきっと納得してもらえるはずです。今回はリベ大の保険の考え方を、整備士の僕なりにまとめて解説します。これを読めば、自分にとって本当に必要な補償が見えてくるはずです。

リベ大流・保険の大原則は「低確率×大損失」だけに備えること

両学長がいつも言っているのが、「保険は“めったに起きないけど、起きたら人生が終わるレベルの損失”にだけ掛けるもの」という考え方です。逆に言えば、

  • 高確率で起きること
  • 起きても貯金でカバーできる程度の損失

これらにはわざわざ保険を掛ける必要がない、ということ。保険会社も商売なので、入る人が増えるほど会社が儲かる=平均すれば加入者は損をする仕組みになっています。だからこそ「本当に必要な保険だけに絞り、ムダな固定費を削る」というのがリベ大の基本スタンスです。

整備士として毎日いろんな車と向き合っていても、この考え方はすごく腑に落ちます。「もしものとき」を不安に思う気持ちにつけ込まれて、あれもこれもと補償を盛ってしまう人を本当によく見るからです。これを自動車保険に当てはめると、答えはとてもシンプルになります。

自動車保険で本当に必要なのは「3つ」だけ

リベ大の考え方でいくと、任意保険で最低限おさえるべきはこの3つです。

① 対人賠償保険(無制限)

相手をケガさせたり、最悪亡くならせてしまったときの賠償です。賠償額が数億円になることも実際にあります。これこそ「低確率×大損失」の典型なので、迷わず無制限。ここをケチる理由は1ミリもありません。実際、保険料の差は無制限にしても年間でわずか数百円〜という会社がほとんどです。

② 対物賠償保険(無制限)

相手の車や建物、ガードレールなどを壊したときの賠償です。整備の現場にいると痛感しますが、最近の車は電子部品の塊。バンパーの内側にはセンサーやレーダー、カメラがびっしり詰まっていて、軽く追突しただけでも修理代が一気に数十万円コースになります。これがもし高級車や店舗、信号機だったら数千万円もあり得ます。「自分の車は軽だから大丈夫」ではなく、ぶつける“相手”の金額で考えてください。だからこれも無制限が必須です。

③ 人身傷害保険

自分や同乗者がケガをしたときの治療費・休業補償です。家族や友人を乗せることを考えると、ここは備えておくべき。自分の身体は買い直せませんし、長期入院や後遺症が残れば収入も止まります。相手が無保険だった場合の“もらい事故”でも、自分の人身傷害から治療費が出るので安心感が違います。これも「貯金では賄いきれない損失」に当たるので、リベ大的にも必要な保険です。

——つまり、対人・対物は無制限、プラス人身傷害。これが土台です。

車両保険は基本「不要」——整備士の僕がそれでも納得する理由

ここが一番びっくりされるポイント。リベ大では「車両保険は基本いらない」という立場です。車のプロである僕も、これに賛成しています。理由はこうです。

  • 自分の車の修理は“貯金で何とかなる”損失だから。数十万円で済むことがほとんどで、人生が終わるレベルの出費ではありません。
  • 車両保険は保険料がとにかく高い。年間数万円を毎年払い続けると、その総額で十分修理できてしまうことも多いんです。
  • 使えば等級が下がって、翌年以降の保険料が上がる。結局「自分で払っているのと変わらない」ケースが少なくありません。

「低確率×大損失だけに備える」という原則に照らすと、車両保険は高確率&自分でカバーできる損失なので外す、という結論になるわけです。浮いた保険料は貯金や投資に回したほうがよっぽど合理的、というのがリベ大の考え方です。実際、車両保険を外すだけで保険料が年間で半分近く下がる人もいます。

ただし整備士として例外もきちんと伝えておきます。新車を買った直後やローンが残っている場合は、全損したときに手元に車がないのにローンだけ残る、という最悪のパターンを避けるため、車両保険を検討する価値があります。そこは状況次第で柔軟に判断してください。

そして整備士目線でひとつ付け加えると、日頃のメンテナンスで故障やトラブルそのものを減らせば、自腹リスクも自然と小さくなります。オイル管理やタイヤ・ブレーキの点検をサボらないだけで、突然の大出費はかなり防げます。車両保険を外す代わりに、点検と安全運転で“事故を起こさない・壊さない”ほうにお金と意識を向ける。これが整備士からのお願いです。

付けてもいい特約・削るべき特約

特約は保険会社にすすめられるまま盛ると、あっという間に保険料が膨らみます。リベ大の考え方+整備士目線で仕分けすると——

  • 付けてもいい:弁護士費用特約。もらい事故で相手が交渉に応じないとき、弁護士に任せられます。年間数千円と安いわりに効くので、ここは例外的に「あってもいい」派です。
  • 重複に注意:個人賠償責任保険。日常生活の賠償(自転車事故など)をカバーする大事な保険ですが、火災保険やクレジットカードに付帯していることが多いので、二重で払っていないか要チェック。
  • 削る候補:搭乗者傷害保険。人身傷害と役割が重なるため、両方付けるのはムダになりがちです。

すでに入っている保険と補償がダブっていないかを一度棚卸しするだけで、ムダな固定費がスッと減らせます。年に一度、更新のタイミングで見直すクセをつけておくと安心です。

同じ補償なら「ネット型」で固定費を下げる

補償内容を絞ったら、最後は「どこで入るか」。リベ大でも繰り返し言われているのが、代理店型よりネット型(ダイレクト型)のほうが割安だということ。同じ補償でも、間に代理店が入らないぶん保険料を抑えられます。事故対応の質を心配する人もいますが、今のネット型は事故受付もロードサービスも充実していて、整備の現場で見ていても対応で困っている人はほとんどいません。

とはいえ、ネット型の中でも会社によって保険料はバラバラ。同じ条件でも年間で数万円違うことはザラなので、まずは一括見積もりで相場を把握するのが一番の近道です。無料で数分で終わるので、今の保険を見直すきっかけにしてみてください。

無料の自動車保険一括見積もりサービス

まとめ:保険を見直して、浮いたお金を自分の人生に回そう

リベ大の考え方を整備士の僕なりにまとめると、自動車保険のポイントはこうです。

  • 必要なのは対人賠償(無制限)・対物賠償(無制限)・人身傷害の3つ
  • 車両保険は基本不要(新車・ローン中だけ例外的に検討)
  • 弁護士費用特約はあってもOK、重複特約は削る
  • ネット型+一括見積もりで同じ補償をより安く

保険はムダに掛ければ掛けるほど、毎月の固定費として人生のお金を削り続けます。逆に正しく見直せば、補償はしっかり残したまま家計に余裕が生まれます。「自分の周りの人を車で困らせない」——これが僕のモットーですが、保険でお金に困らせないことも同じくらい大事だと思っています。リベ大の考え方は、車に乗るすべての人に知ってほしい内容です。ぜひ一度、ご自身の保険を見直してみてくださいね。質問があればコメントやお問い合わせからお気軽にどうぞ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました