副業整備士として一番依頼が多い仕事が、ドライブレコーダーの取り付けです。
国産車・外車問わず、今や「ドラレコをつけたい」というニーズはどんどん増えています。この記事では、実際に副業で取り付けをしてきた経験をもとに、料金設定・作業時間・準備のコツ・集客方法まで全部まとめました。
依頼の傾向|前後カメラとデジタルインナーミラーが多い
依頼の多くは国産車で、内容は「前後カメラの取り付け」が一番多いです。
最近はデジタルインナーミラー型の取り付け依頼も増えてきました。リアカメラの映像をルームミラーに映すタイプで、視認性が高くて人気があります。
基本的にはお客さんが選んだ商品を取り付けるスタイルでやっています。商品選びについて聞かれたら、一つだけアドバイスしていることがあります。
「中華製だけはやめておいた方がいいですよ」
画質や耐久性、アプリの安定性など、長く使うことを考えると国内メーカーや信頼できるブランドの方が無難です。
国産メーカーでコスパが良いドラレコを探しているなら、コムテックのZDR055がおすすめです。前後200万画素・GPS搭載・日本製で3年保証付き。取り付け依頼でもよく見かける人気モデルです。
作業時間の目安
| 車種・内容 | 作業時間の目安 |
|---|---|
| 国産車・前後カメラ | 1〜2時間 |
| 外車・前後カメラ | 1.5〜3時間 |
外車はパネルの構造が複雑だったり、情報が少なかったりするので時間がかかります。初めての車種は特に念入りな事前準備が必要です。
料金設定|最初は安く、慣れたら値上げでいい
副業を始めた最初の料金設定はこうでした。
- フロントカメラのみ:3,000円
- 前後カメラ:8,000円
1年ほど経験を積んで、こう値上げしました。
- フロントカメラのみ:5,000円
- 前後カメラ:15,000円
安い料金でやり続けるのは、メンタル的にも体力的にもしんどくなります。最初は実績を積むために安くてもいい。でも慣れてきたら必ず値上げしましょう。
料金設定の基準は「ネットで相場を調べて、2,000〜3,000円安く設定する」です。相場より少し安くしておくことで、お客さんにとってのお得感を出しつつ、適正な対価を受け取れます。
作業のポイント|配線は必ず隠す
一番こだわっているのが配線処理です。配線は必ず内装の中に隠して通します。
車種によって配線の通し方はまったく違うので、「これが正解」という方法はありません。ただ、見た目にこだわることが、お客さんの満足度と次の紹介につながります。
当日までの準備が仕上がりを決める
作業の質は、当日より当日までの準備で決まります。
依頼が入ったら必ずやることが3つあります。
- 同じ車種の作業事例をネットで検索する
- パネルや内装の取り外し方をイメージしておく
- 電源をどこから取るか事前に決めておく
パネルを傷つけずに外すには内張りはがし工具が必須です。自動車整備士監修のこちらはドラレコ取り付けや配線作業にも使いやすく、楽天ランキング1位の人気商品です。
ドラレコの電源はヒューズボックスから取るのが定番です。エーモンのベンリーヒューズは差し込むだけで簡単に電源を取り出せて、取り付けの必需品です。低背・平型どちらにも対応しています。
これをやるかどうかで、当日の作業スピードとクオリティが全然変わります。
初めてベンツのドラレコ前後取り付けの依頼が来たとき、依頼があった日からずっとネットで検索してイメトレを繰り返しました。
当日の作業時間は1時間で終了。
お客さんから「早いね!」とお褒めの言葉をいただいて、手にした1万円の重みを感じた瞬間は今でも忘れられません。準備が自信になる、ということを実感した仕事でした。
集客方法|今は紹介と業務委託がメイン
以前はPitte(ピッテ)というアプリで依頼を受けていましたが、現在はサービスが終了しています。
今の集客はこんな感じです。
- 家族・友人・紹介がメイン
- 車屋さんからの業務委託が1件
最近は「くらしのマーケット」でも整備士スキルを販売できるようになり、出張整備を専門にした会社も複数登場しています。副業整備士として案件を獲得するハードルは、以前より格段に下がっています。
最初の一件さえ取れれば、紹介で広がっていきます。まずは身近な人に声をかけるだけで十分です。
まとめ
ドラレコ取り付けは、整備士の副業として始めやすく、リピートや紹介にもつながりやすい仕事です。
準備をしっかりして、丁寧な配線処理をして、お客さんに喜んでもらう。それを続けていれば、自然と仕事は増えていきます。
「副業整備士として一歩踏み出したい」という方の参考になれば嬉しいです。
整備士まっきー


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